今日は梅雨時を思わせるような、しっとりとした暖かな空気に包まれた小雨日和でしたね。この空気感は、もうすぐ夏が来る気配を思わせてくれました。冬眠している夏を目覚めさせるような、そんな空気の在り方に感じました。私は冬よりも夏の方が好きですので、夏の予感がするだけで、心の奥の方が嬉しくて弾んできます。

そしてもうすぐ平成時代も終わり、令和時代の到来もカウントダウン。残り1週間の平成時代をどう過ごそうか、ぼんやりと考えます。最後の日は何を食べようかな、やはり白米かな。最後の日は何処に居ようかな、山かな、海かな、街かな。。。等と色々考えてみましたが、ふと思い返すと、私にとって平成時代がどんな時代であったか分析出来ず...やはり何事も最中にはわからないのだと思いました。令和時代になって暫くしてから、私にとっての平成時代がどんな時代だったかわかるのだろうと思いました。こんな事を只今、昭和時代の喫茶店でウインナーコーヒーを飲みながら、ぼんやりと考えているところです。昭和時代は懐かしいセピア色の写真となって、私の心のアルバムにちゃんと綴じてあります。私にとっての昭和時代がどんな時代であったかは、今はわかります。

新しい時代、新しい季節を迎える前に、押し入れや箪笥の断捨離をして、時期外れの鬼は外福は内をして、自分自身に新しい空気を流し入れて行く覚悟です。私にとっての新しい時代がどんな時代になるか...、良い時代となるように、魔法使いになって作り上げていけるように頑張ろうと思います。

2019.04